【解説】
陸上自衛隊東部方面音楽隊委嘱。「夕暮れ時の街に徐々に明かりが灯り始め、街中が光で輝き始める様子」「夜になり、車のライトや観覧車のネオンなど様々な光が街中に溢れている様子」「だんだん夜が更けていき“活気のある街”から “静かな街”に変わりゆく様子」といったものをミニマルミュージックの手法を取り入れつつ描写した作品です。
定期的に時を刻むマリンバの音を基準にしながら徐々に周囲の音数が増えていったり、マリンバが同音連打を繰り返す中で背景の和音が徐々に移り変わったり、ということを試しています。旋律はあえて無機的なものにしました。
なお、「光の画家」と言われている笹倉鉄平氏の絵画からもインスピレーションを受けています。

【楽器編成】
Picc. (Fl.3) / Fl. 1-2 / Ob. / Bsn. / Es.Cl. / B♭Cl. 1-2-3 / Alt.Cl. / Bs.Cl. / S.Sax. / A.Sax. / T.Sax. / B.sax. / Trp. 1-2-3 / Cornet 1-2 / Hrn. 1-2-3-4 / Trb. 1-2-3 / Euph. / Tuba. / St.bass / Timp. / Perc. (4 Players) / Piano

【以下のCDに収録されています】
＜縮小版＞成田国際高校吹奏楽部 他「ラス・ボラス・グランデス」（ウインドアート出版）